若い男性にもEDが増えています!

セックスレスの問題は、今や産後だけに限りません。まだ子どもを授からない若いカップルの間でも深刻化しており、「新婚セックスレス」という言葉もささやかれているほどです。そんなセックスレスの原因の一つに、男性のED(勃起障害)があります。

◆EDには「精神的な要因」もある!

EDというと、中高年男性が悩むものというイメージがありますが、実はそうではありません。特に最近では20~30代の若い男性にも増えているといわれています。

EDの原因は、大きく3つに分かれます。

1.身体的な問題
加齢による血管の衰えや、何らかの病気による血流障害・神経障害などで、物理的に勃起が起こりにくくなっている状態です。器質性EDともいいます。

2.精神的な問題
体の異常ではなく、心の問題によって起こるEDもあります。性へのトラウマやプレッシャーのみならず、仕事や人間関係の悩みなど、原因となることは人によってさまざまです。心因性EDと呼ばれています。

3.薬の副作用
薬剤性EDと呼ばれるタイプです。たとえば抗うつ薬などは神経に作用する薬のため、勃起しにくくなる副作用があります。薬を日常的に飲んでいる男性でEDが気になる人は、薬の副作用を考えてみることも大切です。

このように、EDの原因は一つではありません。特に若い男性の場合、精神的な要因による心因性EDが多くなっていますので、体は健康でもEDに悩む可能性は誰にでもあるのです。

◆現在のED治療は、とてもシンプルになっている!

EDによるセックスレスは、考え方を変えれば「克服できる可能性が高い」ともいえます。男性がEDを前向きに治療すれば、それだけで状況が変わるからです。

そのためにも、まずはEDにしっかりと向き合う姿勢が求められます。多くの男性は、自分のED症状に気づいていても、それを認めるのがなかなか難しいようです。そして治療が遅れ、夫婦間のセックスレスが深刻化してしまいます。

女性にとっては、理由も分からずセックスを拒否されることが一番つらいことです。「自分に魅力がなくなったのではないか」と悩んだり、「もしかして浮気されているのかも!」と夫を疑ったりすることもあります。そんなふうに関係をこじらせないためにも、EDは早めに治療してしまうのが正解です。

最近のED治療は、ひと昔前とは違って非常にシンプルになっています。それはバイアグラをはじめとする優れた薬が開発されたためです。バイアグラなどのED治療薬は、血管の拡張を助けて血流を良くする作用がありますが、心因性のEDにも効果があることが分かっています。ですから最近では、器質性EDであれ心因性EDであれ、まずは薬を処方して一定期間試してみることが治療の中心となっています。

ちなみにED治療薬は、インターネットでも多くのサイトが販売していますが、それらを購入するのは危険です。製薬会社による大規模な調査の結果、ネットで出回っているED治療薬の半数以上が偽造品であることが分かり、厚生労働省も手を出さないよう警告しています。重大な副作用につながるおそれもありますので、絶対にネットでは買わないようにしましょう。

病院にかかることに抵抗感を持つ男性も多いと思いますが、ED治療を専門におこなうクリニックの中には、スタッフや医師をすべて男性でそろえているところもあります。ぜひそうしたクリニックを選んで、医師から薬の処方を受けるようにしてください。