男性にも原因が?夫が産後の妻に萎えるわけ

出産後の女性の性欲が減退するのはよく知られていますが、彼女のパートナーである男性も「すっかりその気がなくなってしまった」という声も実はよく聞きます。女性のように出産によってホルモンの分泌量が変化するわけではないのに、何故?と思いますが、男性の下半身はとても繊細な面もあるようです。

彼らの場合、肉体的にではなく、それは精神的なもの。出産後の妻の身体の変化や、その立場の変化に影響を受けているのです。そんな場合は、男性も自分自身の心のメンテナンスが必要と思われます。

◆おっぱいは誰のもの?

赤ちゃんへの授乳は昼間ばかりではなく、夜中にも何度となく必要です。そして、特に母乳で育っている赤ちゃんは暖かいママの身体にぴったりと顔をつけておっぱいを吸うことがなによりの安らぎ。おっぱいをもらいながら、眠りにつくことが大好きです。ですから、添い乳といって、赤ちゃんに添い寝しながらおっぱいをあげるのですが、吸われたまま、おっぱいを出しっぱなしでママが寝てしまうことはよくあること。その姿をだらしないと思い、なんだか妻の身体をセクシーに感じられなくなる夫も多いとか。

確かに男性が大好きなおっぱいもことさら隠すふうでもなく目にさらされていると、ありがたみというか、その神秘性が失われてしまうでしょう。それに、おっぱいは最早赤ちゃんのものと感じられて、愛撫するのもためらわれるようになるという意見も。

しかし、母乳は赤ちゃんにとって最高の栄養ですし、添い乳はママの身体にとってはとても楽な寝かしつけの方法。どうしてもという場合は、赤ちゃんとパパは寝室を別にするのもいいかもしれません。けれど、母乳育児の場合は、妻がぱっと胸を出し、赤ちゃんに授乳する光景はどうしてもつきものです。彼女のほうにもケープなどで目隠しをするなどの気づかいをお願いしてもいいでしょう。

◆母親は神聖不可侵な存在?

妻が母親になったことで、女でも妻でもなくなると感じてしまうそういう場合があるようです。あくまでもう母親。母親はセックスの対象ではないという方程式が成り立ってしまうのです。むしろ、彼女が女の一面を見せることが嫌だとすら感じることも。

この場合はかなり深刻な状態だと思います。出産しても彼の妻であり、女であるといったところで彼の心が納得するのは難しいでしょう。おそらく、それは妻との関係というよりはもっと根深い心理的な問題があると思われます。

こういった場合は、自分たちで解決しようとせずに心理カウンセラーの力を借りるのが有効です。うつでもないのにカウンセラーなんて敷居が高いと思うかもしれませんが、問題を放置して結婚生活が破たんするよりは早めに自ら動くほうが傷は浅く済むのではないでしょうか。

また、したくてもできないEDに陥ってしまった場合は、早めに専門医を受診し、バイアグラの処方などの治療を受けましょう。男性は繊細なもの、けっしてそれは恥じることではありません。

産後は男性も女性もふたりの関係を見つめなおし、互いの心や身体を癒す試みをする必要があるでしょう。