セックスレスの主だった要因の一つにコミュニケーション不足があげられます。普段ろくに話もしないのに、セックスだけするだなんて普通はあり得ないことでしょう。では、どうして夫婦はコミュニケーション不足に陥るのでしょうか?
働き盛りの夫たちからは「妻と会話する時間がない」という声もあります。しかし、彼らは毎日仕事だけをしているのでしょうか?家でくつろぐ時間はゼロ?そんなことは絶対にないはずです。
妻とコミュニケーションをとれていない夫は、それ以外のことを自宅でしているのです。例えばテレビ、ゲーム、ケータイ、スマホ…一人で長時間没頭してはいないでしょうか?メディアばかりと、また、メディアを介した友達とばかり仲良くなるのはそろそろやめにしましょう。早いうちに画面を見る前に、妻とのコミュニケーションを取り戻す努力をすべきです。
◆妻の顔よりも画面ばかりを見つめる夫
帰ってきたら即テレビの前へ。食事しながら、ケータイまたはスマホ。テレビが飽きたらゲーム。このように、四六時中画面ばかりを見つめている夫は妻を苛立たせます。はじめは文句をいうかもしれませんが、そのうちそれも嫌になり、彼を完全無視し始めるでしょう。そうして、夫婦はコミュニケーション不足に陥るのです。
男性からするとそれもストレス解消の一つなのでしょうが、毎日毎日一人で没頭しているうちにますます妻との交流がもてなくなってしまいます。手遅れになる前になんとかしなくてはいけません。
◆画面の向こうの友達に夢中で、妻の孤独に気づかない
スマホにしても、ゲームにしても、最新のメディアはそれを介して遠くにいる人と交流ともてることが大きな特徴です。実際それが楽しくて夢中になっている人は多くいるでしょう。
しかし、実際に目の前にいる自分そっちのけで、画面の向こうの誰かと楽しそうにしている夫のことを妻はどう思うでしょう。寂しいを通り越して、恨めしい気持ちになってきますし、下手すると浮気も疑われます。
だいたい家族と楽しく会話もできず、オンラインの相手とばかり交流しているだなんて子供じみていて、いい大人がすることとは思えません。妻とのコミュニケーション不足という問題から逃げているだけのようにも見えます。
画面と向きあってばかりいることが本当に楽しいことでしょうか?そうではないことは自分でもよく分かっているはずです。早急にメディアとばかり仲良くするのはやめて、目の前の相手と血の通った交流を持つべきでしょう。
しかし、こうした夫の中には実はEDなので、あえて妻とのコミュニケーションを避け、メディアに夢中になるという人もいるとのことです。そのような場合もやはりこのまま逃げても仕方ありません。ここは思い切って専門医を受診し、バイアグラなどの治療薬を処方してもらいましょう。
いずれにしても、手遅れにならないうちに、妻との会話やスキンシップを復活させる必要があります。