夫婦二人のコミュニケーション不足が原因になることも

子宝に恵まれて待望の赤ちゃんが生まれて、まさに幸せの絶頂を迎えているはずなのに、なぜだか夫婦の関係がガタガタになってしまった、と悩む夫婦は珍しくないのです。これこそまさに産後クライシス。愛し合った夫婦が元に戻るためにはどうしたらいいのか、産後クライシスを乗り切るコツをご紹介します。

◆出産後にセックスレスになる夫婦は多い

特に日本はセックスレス夫婦が多く、その数は増える一方だと言われています。元々海外の夫婦は普段からスキンシップが多いためセックスレスになりにくいという話も聞こえてきますが、確かに夫婦が手をつないで街を歩く姿は日本ではまだ珍しいものという認識があります。特に子供が生まれると、夫と妻という役割ではなくパパとママという意識が芽生えてきて、さらに夫婦を男と女という意識から遠ざけてしまいます。しかし、夫婦の愛情を確かめ合うため、二人の愛を築き上げていくために、セックスは大切なコミュニケーションのひとつです。

◆会話を増やしてみる

出産後は子供の世話で頭がいっぱいになりがちです。それは間違いではありませんが、やはり夫婦の時間を持つことも産後クライシスを防ぐ意味でも大事なことです。どんなことでもいいんです。今日のご飯おいしかったねとか、このテレビ面白いねとか、なんだか天気が悪い日が続いて憂鬱になるねとか、久しぶりに天気が良くて気持ちいいねとか。そのほか、相手に対する感謝の気持ちも言葉に出して伝えてください。いつも感謝していても、それは言葉に出さなければ相手に伝わりません。いつもありがとう、という一言でお互いの大変さが軽減されることでしょう。

◆軽く触れ合うことが大事

やはりスキンシップが減ることは問題です。つい子供と接する時間を大事にしがちですが、同じぐらい、夫婦が触れ合う時間も大切なのです。出産直後一ヶ月から二ヶ月ぐらいはママの体はダメージを受けたままなので、すぐにセックスすることは難しいですが、例えばお互いに肩をもんであげるとか、マッサージをしてあげるとか、ソファーに隣り合って座って寄り添いながらテレビを見るとか。いってらっしゃい、ただいま、おやすみのキスも積極的に取り入れてみてください。最初は照れくさいかもしれませんが、それが日常的になってくれば、ママの体が安定したころにはスムーズにセックスができるようになるはずです。産後クライシスを回避するためには、夫婦二人の努力や工夫が必要不可欠なことを覚えておいてくださいね。

◆もしもパパの体に変化が起きたら

子供が生まれたことは喜ばしいことだけど、妻が夫を男としてみることができなくなったのと同じで、夫が妻を女としてみることが難しくなったと答える男性は少なくありません。もちろん愛情がなくなったわけではなく、あくまでも精神的な部分で変化が起きているというのです。中にはEDになって悩んでいるパパも珍しくないのだとか。そんなときは近くにある専門機関を受診してみてください。専門医による診察によって、もしも薬の処方が必要と判断されたらバイアグラなどの薬を出してもらえます。指示に従って処方すれば、症状改善を目指すことができますよ。一人で悩む時代ではないのです。

産後クライシスで悩むのは自分たちだけではない、ということを分かるだけでもずいぶん気持ちが軽くなったのではないでしょうか。