こういう場合はあきらめましょう。セックス不可の場合

妊婦とのセックスをためらう男性もいると思いますが、安定した状態ならばセックスをしてはいけないということはありません。妊婦とのセックスはこの時期にしか味わえませんので、無理のない程度で楽しむべきでしょう。

しかし、ドクタースットップがかかっている場合や妊婦の心理的な要因で、残念ながらセックスすることができない場合もあります。多くの女性が無事に出産を終えるために、このことは男性もぜひ知っておいてください。

◆医者の指示には必ず従いましょう。ドクターストップの場合は、絶対にセックス不可!

妊娠は病気ではありませんが、ときには妊婦の命に関わる状況もありますし、一番最優先されるべきはもちろん赤ちゃんの命です。

まだ安定期に入っていない妊娠15週まではセックスを避けるほうが無難。この時期は最も流産の危険性が高く、セックスだけでなく普段の生活でも妊婦に負担がかからないように気をつけるべきですし、えてして女性の性欲はこの時期減退しています。「まだ外見的には全然分からないし」と思わず、重い荷物を持ってあげたり、一緒にゆっくりと歩くようにしたりしましょう。

安定期後も、まだいつでも赤ちゃんが産まれてきてもいいという生産期に達してないにも関わらず、子宮と膣をつないでいる子宮頸管が短くなってしまい、切迫早産の危険性がある場合は絶対安静が言い渡されます。ここで無理をすると、入院させられることも。そして、生産期に達していないで出産してしまうと、赤ちゃんの身体がまだ育ちきっていないのでその命が危険にさらされますし、可哀そうに小さな赤ちゃんは長い間保育器に入らなくてはいけなくなります。

安易で無責任な行動が一生後悔しなくてはならないような結果を招く。このことを重々理解してもらいたいです。

◆妊婦の心理的な要因

ドクターストップがなくても、妊婦がセックスをしたくないといってくる場合もあるでしょう。お腹に赤ちゃんがいるのですから、怖くて無理をしたくないし、なんだかセックスすることで赤ちゃんを汚すような気持ちになる。そんなふうに感じる妊婦もいます。

ここで分かってもらいたいのは、別に彼女は夫である男性を拒否しているのではなく、ましてや彼を不潔と思っているわけではないのです。だから、必要以上に怒ったり、傷ついたりする必要はまったくありません。ただ赤ちゃんを守りたい気持ちでいっぱいなだけなのですから、「そうだね、分かったよ」とそのときは優しい態度で引き下がれば、このことで夫婦の関係は傷ついたりはしないでしょう。それどころか、夫に感謝して、その思いやりをいつか妻は必ず返してきます。

妊婦、そして、胎児は守るべく弱い立場の人間。それを一番近くにいる夫に分かってもらいたいものです。