夫婦二人の協力し合うスタイルが必要不可欠

産後クライシスに陥り、このまま抜け出せないのだろうかと重い空気が漂ってしまう夫婦。こんなはずじゃなかった、と離婚を考えてしまうというカップルも少なくありません。しかし、出産後は誰でも産後クライシスに陥ってしまうものなのです。あとはこの状態をどうやって切り抜けていけるのか、夫婦がお互いに歩み寄ることで問題解決の糸口が見つかるはずです。

◆ママが素直になることが第一

初めての子育ては分からないことだらけです。育児書どおりに行かないことも山ほどあります。どんな子育てが正しいのか、実は誰にも分からないのです。ですから、これまで出産や育児を経験したママたちの体験談を頼りに乗り越えたというママが多いんですね。しかし、何もかも一人で背負うことは間違いです。一番身近にいるパパに対して素直になること、これが産後クライシスを回避する方法なんです。パパのおなかに赤ちゃんが宿るわけではにため、ママの体の変化には鈍いです。だからこそ、いまママはここがツライ、これが苦しい、こんなことが悲しいと素直にパパへ打ち明けてあげましょう。そんなママの気持ちを打ち明けられたパパは、全身でママの気持ちを受け止めてあげてください。できる範囲でかまいませんから、素直になってくれたママに寄り添ってあげましょう。

◆妊娠した当初に気をつけること

妊娠が判明してから出産後まで、ママの体はホルモンのバランスが大きく乱れます。これによって心も不安定になることが多いため、どうして妊娠したとたん機嫌が悪いんだよとか、不安定なのは気持ち次第などとママの気持ちを蔑ろにするような無神経な言葉を発することはNGです。とくにつわりは体も心もへとへとです。パパには何もできないと思うかもしれませんが、例えばさっぱりした飲み物を買ってきてあげるとか、フルーツをカットしてママに出してあげるとか、無理に夕飯を作らなくてもだいじょうぶとママを横にさせてあげるなど、パパなりにできることを見つけてくださいね。

◆出産間近に気をつけること

このころになるとママの気持ちはさらに不安が募ります。出産という大きな仕事を自分でやり遂げることができるのか、出産の痛みに耐えることができるのか、どれだけの痛みが自分を襲うのだろう、と考えれば考えるほど不安だらけです。おなかもどんどん大きくなって身動きひとつも重労働です。力仕事はパパに任せて、辛くなったらパパに話を聞かせて、とパパはママにとって唯一安心できる場所、安らぐことができる場所、と繰り返し気持ちを伝えてあげましょう。

◆産後気をつけること

産後うつやマタニティーブルーという言葉があります。出産後のママの体は大きなダメージをうけて、さらにホルモンのバランスも大きく乱れています。一般的に産後うつは一ヶ月程度で収まる傾向があるので、その間はパパの協力が必要不可欠です。精神的な負担を軽くしてあげる努力が引き続き大事です。

今の時代は色んなサービスが溢れています。コンビニだってありますし、家事代行サービスもあります。極端な話をすれば、掃除や洗濯を一日サボっても命にかかわりません。便利で利用できるサービスをどんどん利用して、精神的に大変な時期を夫婦で乗り越えるための工夫を取り入れていきましょう。