妻の変化に、夫はついていけない!?

産後セックスレスの原因は、妻の「NO」だけではありません。夫のほうもまた、子どもを産んだ妻の急激な変化についていけず、セックスをする気がなくなってしまうケースもあるのです。このようなセックスレスを防ぐためには、夫婦ともに思いやりを忘れず、いつまでもカップルでいられる努力をすることが必要不可欠になります。

◆「女」だった妻が突然「お母さん」に変わる!

出産は、女性の人生における一大イベントです。もちろん男性にとってもそうですが、女性の場合は体の変化も含めて、人生のステージが「娘期」から「母親期」へと大きく切り替わる時でもあります。

これまで可愛らしい「お嬢さん」だった妻が、出産を機に突然「お母さん」へと変貌する-その一連のプロセスをそばで見守っている夫の中には、妻の変化についていけず、「もうセックスの相手ではない」と思ってしまう人もいるようです。特に男兄弟の中で育った人など、女性に対してある種のロマンチシズムを抱いてきた男性は、産後の妻のたくましい変わりようにショックを受けることが多いといいます。

もちろん子どもを産んだ女性が母親モードに切り替わるのは自然なことであり、赤ちゃんを育てるためにも必要な変化です。しかしロマンチストな男性の中には、頭では理解していても、受け入れるのに時間がかかる人がいる、ということも女性はどこかで覚えておいたほうがいいかもしれませんね。

◆夫婦間の思いやりがあれば、産後セックスレスは防げる!

産後セックスレスにおちいらないためには、お互いの思いやりや努力が必要です。

特にデリケートなタイプの夫を持つ妻の場合、ほんの少しだけ「お嬢さん」の部分を残す努力をしてみることをおすすめします。もちろん赤ちゃんのお世話は大変ですので、身なりにかまっていられない日が続くこともあるでしょう。それでも完全に女らしさを捨てるのではなく、夫が帰宅するころには少し髪型を整えるとか、薄くお化粧をしてみるなどの工夫をすることはできるはずです。

そして、そんな妻をしっかりとサポートするのは夫の役目です。育児で疲れ切っている妻に「ただいまー、ご飯まだぁ?」とねだるようでは、妻に女でいろというほうがムリでしょう。特に子どもが生まれて間もないうちは、できるだけ家事や育児に協力し、少しでも妻に心のゆとりを持たせてあげられるように配慮したいものです。

そんなふうに夫婦がお互いに思いやりを持つようにすれば、産後セックスレスはかなりの確率で防げると思われます。夫に優しくしてもらえた妻は、夫のためにも「キレイでいなくちゃ」と思えるようになりますので、髪の毛ふりみだして鬼のような形相で母親一直線にならずに済むケースも多いのです。また子どもが少し大きくなったら、親に預けるなどして夫婦2人でディナーに行くのもいいでしょう。そんな時間が少しでもあれば、ますます妻の女性らしさを引き出すことができるはずです。

妻が女を捨てて母親になってしまうのは、実は子どもを産んだからだけではなく、「夫が妻を女として見なくなった」からかもしれません。「あいつは子どもを産んでから変わった」と嘆く前に、男性もできるだけ妻をサポートしてあげてくださいね。