原因をどちらか一方に押しつけないために

産後のセックスレスの原因を、一方的に相手に押しつけていませんか。そんなつもりはないとしても、一旦、自分の心の中を見直してみましょう。産後は夫婦が互いに忙しく、知らず知らずのうちにパートナーに八つ当たりしてしまっているかもしれません。

「妻がセックス出来ないからといって、浮ついている夫が悪い」「夫が性欲の塊のように見えるからといって、避ける妻が悪い」今、あなたがこのように感じているなら、注意してください。夫婦のどちらか一方に原因があるとは限りません。冷静に考えて、ふたりで問題を解決してゆきましょう。

◆「どちらが悪い」で話し合いは進まない

あなたが産後セックスレスの原因として思い浮かべるのは、どのようなことですか。「妻とのセックスを我慢させられている状況に慣れてしまったから」「子どもができてから夫を性的な対象として見られなくなったから」「なんとなく嫌な雰囲気だから」人によって感じることは様々ですが、原因を相手だけに押しつけるような考え方をしていたら、注意してください。

産後のセックスレスは、男女のどちらか一方に原因があるとは限りません。夫婦仲は、ふたりの問題です。「お前が悪い」と相手を責めるだけでも、「私が悪い」と自分を責めるだけでも、問題の根本的な解決には至れないのではないでしょうか。

まずは、「どちらが悪い」という考えを捨てて、客観的に判断するよう努めるところから始めましょう。反省点を挙げるのであれば、自分とパートナーそれぞれに同じ数だけ探してください。

◆困ったら第三者に意見を求めてみよう

子どもが生まれて家にこもりがちになる閉鎖的な状況が、夫婦間の雰囲気を停滞させているかもしれません。たまには思い切って子どもを親戚に預けて出かけたり、家に人を招待したり、意識的に風通しのいい環境を作りましょう。

その際、親しい友人に産後のセックスレスについて相談してみるという手もあります。あなたの状況を第三者に伝えたら、夫婦の外側から客観的な意見をもらえるかもしれません。ふたりだけでは気づけなかったような視点を、第三者からアドバイスしてもらいましょう。

◆話し合いの機会を設けていますか?

そもそも、あなたはパートナーと産後のセックスレスについて話し合う機会を設けていますか。もう子どもも居る二人の間柄ですから、こんなことは敢えて言い出しづらいかもしれませんね。しかし、人間は言葉でコミュニケーションを取る生きものなのです。セックスレスが気になるからといって、わざと機嫌の悪い態度を取るだけでは、相手には何も伝わりません。

いくら何年も連れ添った夫婦とはいえ、まだ子どもが生まれたばかりの仲。これからの人生をあと何十年と共に歩み続けるつもりであれば、つまらないわだかまりは解いてしまいましょう。産後からセックスが無くなったことや、これからの夫婦の性的な関係について言葉ではっきりと伝えたら、案外パートナーとも打ち解けられるかもしれません。「私たちは今更話し合う仲ではない」とお考えの方でも、敢えて一度、夫婦でよく話し合ってみてはいかがでしょうか。

産後のセックスレスはデリケートな問題です。お互いにイライラしやすい時期だからこそ、意識して客観的になろうと努めたり、第三者の意見を取り入れたりと、気をつけておきたいですね。夫婦で協力して産後のセックスレスを解消しましょう。